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食べる




「いのちの食べかた」という映画を観ました。正確に言うと二回目なんだけど、前回は映画館で爆睡してしまい…ちゃんと観るのは今回が初めて。

感想。

ソロモンで屠殺も見ていたから気持ち悪いとかそういう感情はなかったけど、「ああ、人間って残酷なんだな」って自分の罪というか
人間の生の残酷さを思い知らされた感じです。

ショックだったのは生まれたばかりのヒヨコがベルトコンベアーでどんどんと運ばれていくところ。ああ、僕らは命を「製造」して「処理」しているんだな、というのが明確に示されてたから。

動物と人間の違うところ、それは動物は自然の成り行きの中で命を食べているけど、人は食べるために命を作って消費しているところ。それも、自然の処理範囲を大きく超えるであろう規模で。

はじめから「殺す」目的でいのちを作り出している。

それでいて、年間2200万トンも食べ物を捨てている。もはやいのちの浪費。「もったいない」を褒められた日本が、実は一番もったいないことをしている現実。

そしてもう一つ思ったこと、それは自分の「食べる」という行為に対する無関心さ。

普段当たり前に食べているコメもお肉も野菜も、どうやって作られてどうやって運ばれて、どうやって食卓に並ぶかをちゃんと知らないでここまで生きてきたけど、それってすごいことだったなって。

だって、よくよく考えたら「食べる」ってすごい行為だと思うんです。異物を体の中に入れるんです。

だから目の前のものを食べるってことは、本来それに対してものすごい信頼がなければ行えないことなんじゃなかろうか。

そんなこと気にしてたら、何も食べれなくなるよ。

どこかからそんな声が聞こえてきそう。でも、それは違うんじゃなかろうか。だって、そう言って盲目なことを肯定しているから、いつまでたっても状況は変わらないし、しまいにゃ貼られたラベルに惑わされて、偽装だなんだって騒ぐ羽目になる。

みんながちゃんと気にして、発言・行動するようになれば自体は変わってくと思うんです。

さて、言いたいことを色々並べてみたけれど、とりあえず食べるという人間にとって最も大切な営みの一つに対して、どれだけ無頓着に生きてきたかを思い知らせてくれる、そんな映画です。

ご興味のある方は是非。
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通勤路にて。


今朝の出来事。

職場へ向かってテクテク歩いていると、横を通ったトラックが勢いよく水たまりに突っ込み、頭から水を浴びました。

フ●ーーーーーーーーーーック!!!!

…すみません、取り乱しました。

ついてないなぁ、と思いながらタオルで顔を拭きながら歩いていると、道の向かいの店から「スーッ、スーッ」と呼ぶ音が。

ちなみにソロモンでは、人の注意を引くときに「スーッ(英語のsの音に近い)」と言います。聞いたところによると、メラネシアの文化みたい。

振り返ると、若い男が座ってる。そして目が合うや否や、

「おいワクー(「wak」中華鍋が転じて中国人の蔑称)、前を通ってあいさつしないなんてお前はおかしいのか!」

と言ってくる。

フ●ーーーーーーーーーーック!!!!
フ●ーーーーーーーーーーック!!!!
フ●ーーーーーーーーーーック!!!!

…すみません、また取り乱しました。

いやいや、顔拭いてるの見ればわかるでしょ。
単に見えなかっただけだし、別に無視してるわけじゃないし。

ていうか、そもそも中国人じゃねえし!!

カチーンときて、無視して歩いていくと「うわ、こいつシカトだぜ」的なことを言って、さらにワクーの連発。

朝から最高に気分を害されました。

通りすがりに人に挨拶したら無視された、とする(今回は相手から挨拶もされてないけど)。確かに良い気分ではない。でも、そのことに対して相手を非難しようとか、自分は思わないのです。

だって、もしかしたらその人は恋人とうまくいってなくて他のことが何も目に入らないのかもしれないし、なにかイライラしてて挨拶したくない気分だったのかもしれないし。

自分だってそういうことがある。あるかもしれない。だから、他の人にもそういう可能性があるって思うし、自分が常に誰かに対して気持ちよく接することができないかもしれないのだから、相手にそれを求めるのは違うように思うんです。

だから他人にイライラしたり非難するくらいなら、それを自分に向けた方が良いんじゃなかろうか。

自分に焦点を当てれば、少なくともどこか改善点は見つかるわけで、自分なら変えられるわけですよね。他人を変えるのは難しいけど。そうしていけば自分もアップデート出来て、さらに人に対してイライラもしなくなるし、良いことだらけじゃないか!と。

歩きながらこんなことを悶々と考えて、「だから俺だったらあいつみたいに、挨拶しろとか言わんし」とか思っていました。

…ん、待てよ。

そう言ってる時点で相手に文句言ってるし、自分を顧みてないじゃないか!

...orz

もっと精進しなくてはと思った朝でした。
プロフィール

OBA

Author:OBA
2011年6月より2年間、青年海外協力隊としてソロモン諸島で活動しています。

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